誰かにわたしの想いを聞いてほしい
私がこうして生きている事を、こんな想いでいる事をわかって欲しい。こんな、どうしようもない私の気持ちを、知って欲しい。
昨日はお風呂に入った。髪を洗う元気はなかった。でも基礎化粧はした。ボディオイルも塗ったし、足の裏の保湿もした。歯磨きも出来た。
今日は髪を洗えるといいな。食事はあまり減らせなかった。だいぶ太ったから、とにかく食べないでいなきゃならないんだけど。
子供の頃は父のDVと母のワーカーホリックの中で翻弄されながら生きた。毎晩酔っては暴れる父を、のちに依存症であると自覚した私は彼もアルコール依存症の類だと、そう理解しようとしたがでもどことなく解せない気持ちもあった。
だって父は酔っていなくとも怒り続けているのだから。
そして今になってわかる、父はアスペルガーとADHDだったんだ。
飲んでいなくてもすぐ激昂する父は人の気持ちがよくわからなくて、自分の痛みに敏感なアスペルガーであった。
今日は私にとって苦しい日で、暫くはこのざわめきに翻弄されながら生きる。翻弄されながら、子育てする。バラバラと、砕けながら、とっちらかりながら、色々なものこぼしてそれでもなんとか生きる。生きていく。
息子がいるから、なんとか普通の生活が出来る。夕食を出し、宿題をやらせて、ピアノの練習をさせて、お風呂に入れて、早く寝かせる。私も同じ時間に寝床へ入れる。
そうじゃないと、息子がいないと、多分私は糸の切れた操り人形のようにぐしゃりとその場にへたれこんで、動かなくなる。
だから息子がいてくれて本当によかったと思ってる。
息子を産んだから今を生きていける。
仕事は全然なくなってしまった。フリーランスの私は、まず痩せて営業に行かないことには何も始まらない。
とにかく頑張ろう。認めるんだ、私が私を放棄していた事を。そして、決してまだ放棄したくないという事を自覚するんだ。